妊活をスタートするときに受けておきたい検査はいくつかあるんですが、今日はその中でも特に大切なものを、ランキング形式でお伝えしたいと思います。
📖 この記事でわかること
- 妊活を始めるときに受けたい検査TOP5
- それぞれの検査でわかること
- パートナーと一緒に受けてほしい検査
- 検査を受けるタイミングの目安
まずはじめに:なぜ「検査」が大事なの?
妊活を始めるとき、まず大切なのは「今の自分の体の状態を知ること」です。
なんとなく「そろそろ妊活を始めようかな」と思っても、体の状態がわからないままだと、何から手をつけていいか迷ってしまいますよね。検査を受けることで、自分の体の状況や、パートナーの状況がわかり、これからの進め方を考える材料になります。
今回ご紹介する検査は、どれも妊活の最初の段階で受けておきたいものばかりです。それでは、第5位からご紹介していきますね。
第5位:クラミジア検査
クラミジアは、性感染症のひとつとして知られている細菌です。「自分には関係ない」と思われる方もいるかもしれませんが、症状が出にくいことも多く、知らないうちに感染している場合もあるんです。
クラミジアに感染した状態が続くと、卵管にダメージが及んでしまうことがあります。卵管は精子と卵子が出会う大切な場所なので、ここにダメージがあると、受精がうまくいかなくなる原因のひとつになります。
血液検査や子宮頸部からの検査で確認できますので、妊活を始める段階で一度チェックしておくと安心です。
第4位:子宮卵管造影検査
名前は少し難しく聞こえますが、これは「卵管がきちんと通っているか」と「子宮の形に異常がないか」を一度に確認できる検査です。
卵管の通りが悪いと、卵子と精子が出会いにくくなってしまいます。また、子宮の形によっては、受精卵が着床しにくいケースもあるんです。
少し痛みを感じる方もいらっしゃる検査ですが、得られる情報が多いので、妊活を始めるときに一度受けておきたい検査のひとつです。月経が終わってから排卵までの間に受けるのが基本になります。
第3位:超音波検査(エコー)
超音波検査は、おなかの上や腟から器具を当てて、子宮や卵巣の状態を画像で確認する検査です。健診などで受けたことがある方も多いかもしれませんね。
妊活を始めるときには、
- 子宮筋腫や子宮内膜症の有無
- 卵巣の状態(卵巣嚢腫がないか など)
- 排卵前後の卵胞の様子
といったことを婦人科の医師に確認してもらえると安心です。痛みもほとんどなく、繰り返し受けられる検査なので、妊活のスタート時にはぜひ受けておいてくださいね。
第2位:AMH検査
AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、卵巣の中に残っている卵子の数の目安がわかるホルモン検査です。血液を採取するだけで調べられます。
ここで大事なポイント
AMHの数値は「妊娠しやすさ」を表すものではありません。あくまで「卵子の数の目安」です。数値が高くても低くても、それで妊娠の可能性が決まるわけではないんです。
ではなぜ大事なのかというと、これからの治療の進め方やスピード感を考えるうえで、とても参考になる情報だからです。たとえば、数値が低めの方は、タイミングを少し急いだほうがいいかもしれない、といった判断材料になります。
年齢だけでは見えてこない卵巣の状態を知るために、妊活の早い段階で一度測っておくことをおすすめしています。
第1位:精液検査
第1位は、パートナーに受けていただきたい「精液検査」です。
「えっ、女性側じゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんね。でも、これには理由があるんです。
カップルが妊娠しにくい原因を調べていくと、約40%で男性側にも原因があると言われています。つまり、女性だけが検査を受けても、原因の半分近くは見えてこないということなんです。
精液検査では、精子の数や運動率、形などを調べます。費用も比較的おさえられ、結果も比較的早く出る検査です。妊活を始めると決めたら、できるだけ早い段階で、パートナーにも検査を受けてもらってくださいね。
「言い出しにくい」と感じる方も多いんですが、妊活はふたりで進めていくもの。早めに状況を共有しておくことが、これからの大切なスタート地点になります。
検査を受けるタイミングはいつがいい?
「妊活を始めようかな」と思った段階で、できるだけ早めに受けることをおすすめしています。
というのも、検査の中には月経周期のタイミングが決まっているものもありますし、結果が出るまで少し時間がかかるものもあるからです。スタートを切ってから「実は卵管が詰まっていた」とわかると、それまでの時間がもったいないこともあります。
まずは婦人科の医師に相談して、自分に必要な検査を一緒に決めていくのがいいですね。
まずは「知ること」から始めましょう
検査を受けるのは、少し緊張するかもしれません。でも、検査の結果は「これからどう進めていくか」を考えるための、大切な手がかりになります。
そして、ぜひパートナーと一緒に受けてくださいね。妊活は、ふたりで一緒に進めていくもの。お互いの状態を知ることが、最初の一歩になります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の治療法を推奨・否定するものではありません。個々の症状や状況によって適切な対応は異なります。検査や治療方針については、必ず担当の医師にご相談ください。